マフラーはコートやニットといった他の冬物衣類と同様に、日常的には洗わず、衣替えの時期まで待ってからクリーニングへ出すというのが一般常識です。しかし例えドライマークのタグが付いていたとしても、ウール素材であればホームクリーニング専用の洗剤で洗うことができ、中でもマフラーのような小物は比較的取り扱いが簡単です。

  1. まず、大きめの洗面器及び洗い桶をご用意ください。30度以下の水の中に規定量の洗剤を溶かし、たたんだマフラーを浸けます。
  2. そのまま20分ほど浸けたままにしてから、できる限り力を加えずに押し洗いをします。
  3. 洗剤を濯いだら、両手で圧力を加えるように水切りをして、乾いたバスタオルの上に2つ折りの状態で広げます。
  4. そして海苔巻きを作るような要領で、端からバスタオルごと複数回くるくると丸め、水気を取ります。
  5. あとは2つのハンガーを用い、マフラーをM字のようにかけてから陰干しをするだけです。

カシミア素材のマフラーに関しては、素材の特長である光沢感が劣化する恐れがあるため、クリーニング店にお任せしてください。