愛用している衣類を長持ちさせるため、正しい知識をもとに自宅で洗濯するかクリーニング屋さんに出すかを判断していくことは重要です。
自宅の洗濯機で洗える素材なのか、クリーニングで洗える素材なのかを見極めのヒントとなるのは、各衣類の内側に付いている「洗濯表示タグ」です。

洗濯表示タグ
洗濯表示タグに記載されている手洗いの可否を記載したマークによって、自宅の洗濯機(手洗い)で洗うべきか、クリーニング屋さんに出すべきかを判断します。

①手洗いマークが表記されている場合

手洗いマーク自宅の洗濯機の「手洗いコース」や「ドライコース」で洗濯可能です。
もしくは、洗濯機を使用せず、手洗いによる洗濯が可能です。
適した衣類の素材として、水に強く乾きやすい綿、ポリエステル、ナイロンなどの素材を含む衣類が挙げられます。

②手洗いマークが表記されていない場合

具体的に、手洗いマークが表記されていない衣類として、下記6タイプの生地・素材を含む衣類が該当します。

  • 絹、レーヨン、毛皮、皮革などの生地や素材を含む衣類
  • プリーツ、シワ加工入りの衣類
  • 芯地を多めに使った生地や素材を含む衣類
  • 色落ちする可能性のある生地や素材を含む衣類
  • アイロンをかけにくい生地や素材を含む衣類
  • 生地や素材の表記がされていない衣類

特に、礼服やジャケット、スーツなどの芯地を多めに使った衣類は型崩れする場合があるので、クリーニングが最適です。

気に入った衣類を長く使える洗濯方法を選んでいきましょう。

洗濯表示参考サイト:
家庭用品品質表示法 | 消費者庁
http://www.caa.go.jp/hinpyo/guide/wash.html