とある機関がクリーニング利用者を対象に、普段店へ持って行くアイテムについて、複数回答によるアンケート調査を実施しました。そこで明らかとなったのが、クリーニング店への依頼件数が最も多いアイテムはスーツ一式ということです。約76%が、対象内としていました。
スーツはウールやモヘアといった水洗いすると風合いや機能性が損なわれる素材が用いられており、またサラリーマンなどの勤労者が毎日のように着用しているため、クリーニングを欠かすことができないようです。
その次に多かったのが、コート。約61%の人が挙げていました。
使われている素材はスーツと同様ですが、季節限定アイテムであり、ジャンパー(約27%)や皮革類(約11%)のような他の防寒着に分散された形にもなっています。
3位がジャケット(約45%)で、4位はワイシャツ(約35%)。ワイシャツは自宅で洗濯できますが、洗いあがりや仕上げの技術に関してプロにはとうてい及びません。ゆえに、お金を払ってでもクリーニング店へ依頼する傾向にあります。