ホテルや医療施設、エステサロン、レストランなどにタオルやシーツ、テーブルクロス、ユニフォームなどを提供するリネンサプライ業について分からない点があります。
リネンサプライが扱う製品の素材は、基本的にコットン100%ですよね。
でも、リネンは英語で麻という意味です。
どうしてリネンサプライと呼ばれているのでしょうか?
以前は麻を使っていて、名称だけがそのまま残っているのでしょうか?
業者の立ち上げ当時は本来の麻製品が用いられていたようです。
しかしコストが掛かり過ぎるため、サプライ品はコットン素材へと移り変わっていきました。
とはいうものの、高級ホテルやレストランでは今でもごく限られたところのみ麻を使っています。
で、コットンが主流になった今でも、リネンサプライという呼び方は間違っていません。
リネンという言葉そのものが、シーツ類やタオルといったサプライ品を総称しているからです。
つまり麻だけでなくコットンも、大きく分けるとリネンの概念に含まれているというわけです。
リネンサプライ業が提携しているホテルや病院などにも、それらを管理するリネン室が設けられています。