本格的な夏がやって来ます。紫外線が強いので、日焼け止めをこまめに塗っている方が多いかと思いますが、この紫外線でなんと衣類も日焼けしてしまうんです。そこで、大切な洋服を日焼けから守る方法などを調査してみたいと思います！
紫外線は肌だけではない
紫外線と聞くと、日焼けというイメージが強いですよね。そもそも紫外線とは、太陽からの日射の事で、強い紫外線を浴びると日焼けによる炎症や、メラニン色素が生成され、しみやソバカスの原因になるなど、肌に悪い影響を与えると言われています。
影響は、体だけではありません。紫外線を浴びた衣類も、肌と同じように色素が壊れ、日焼けや色あせをおこしてしまいます。
一度、日焼けや色あせした衣類は、洗濯をしても元に戻ることはありませんので、これからの季節、干し方や干し場所にも注意が必要となります。
引用先：東京都クリーニング生活衛生同業組合ホームページより
日焼けを防ぐ干し方
短時間で厚手の洗濯物もカラッと乾いてしまうぐらいの時期は、紫外線の量もかなり多くなりますので、日陰に干したり、衣類を裏向きにして干すなど工夫が必要です。大切な衣類であれば、部屋干しが一番よさそうです。
ただ、部屋干しだから大丈夫と思って、窓際に干してしまうと、紫外線はカーテンを通って部屋にまで届きますので、意味がありません。ですので、日光が当たらない場所に干すようにしてください！
紫外線は太陽だけではない？
日焼けや色あせの主な原因は太陽からの紫外線ではりますが、実は、蛍光灯でも同じような状況になりやすいです。
蛍光灯からも微量ではありますが、紫外線が出ているので、収納する際も注意が必要です。
光を遮る衣類カバーなどを利用することで、カバーする事が出来ますが、クリーニングから返ってきたビニールの衣類カバーなどは、湿気が溜まりやすくカビの原因となりますので、通気性や防カビ対策がされている衣類カバーを利用するようにしてください。
もし色あせてしまったら
基本的に、日焼けをしてしまった衣類は、洗濯をしても元に戻ることはありません。
であれば、日焼けを防ぐために、洗濯する回数を控えた方が良いのでは？という考えも出てきますが、日焼けや色あせは、紫外線だけでなく汗も原因となっていますので、こまめな洗濯は必要です。
お気に入りだったのに～。と後悔をしないように、対策をすることが大切ですね。
まとめ
日焼けした洋服は、染め直しなどをすれば元に戻りますが、きれいの染まらない、費用が高額というデメリットも多い為、日焼けをさせない対策を行う事が重要になって来ます。
夏物衣料は、変色しやすい素材の衣類が特に多くなっているので、紫外線が強いこの時期は、特に注意が必要です。
お気に入りの衣類などは、クリーニングをし、直接日が当たらない場所で管理をするようにしてください！
