アレルギーを引き起こす原因として、ダニや花粉、ホコリなどが上げられます。
それ以外にも、衣類用の洗剤や化粧品などもアレルギーの原因の1つだと言われています。
長期間クローゼットなどにしまっておいた洋服には、たくさんのアレルギーの原因になると言われているものが付着していますので、アレルギー対策としてのクリーニングをするものおススメです!
花粉やダニの除去
花粉や黄砂など、毎年悩まされているかたも多いですよね。花粉などを寄せ付けないようにする洗剤や、柔軟剤なども数多く登場していますが、付着してしまった花粉はどのように取ったらいいのでしょうか?
自宅でも洗濯が出来る衣類であれば、洗濯をする事で花粉や黄砂などはほとんどが落ちるそうです。
ただ、衣類の素材などによっては、繊維の奥に花粉が入り込んでしまっている場合もあるそうなので、洗う前に、粘着シートや掃除機などで優しく吸い取ってあげると、より花粉などを取り除くことが出来ます。
ダニは熱に弱い
ダニの場合も花粉と同じで、洗濯をする事である程度除去する事は可能ですが、ダニは50~60℃で死滅すると言われていることから、お水で洗濯をする場合は、衣類に残ってしまう可能性もあります。
ですので、念入りにという方は、お洗濯後に乾燥機やアイロンにかけるのがよさそうですね。
高温での洗浄が有効的
クリーニングは、店舗によっても異なりますが、50℃前後のお湯で洗っているので、自宅のお水で洗濯をするより、お湯で洗濯をするクリーニングの方が有効的です。
また、仕上げに蒸気を利用してアイロンをかけるので、ダニや細菌などを殺菌する効果はあると言われます。
ドライクリーニングでも効果あり
クリーニングでは、水洗いとドライクリーニングという洗い方があります。
ドライクリーニングとは、石油系溶剤などを使用して洗濯をする方法です。水洗いではないので、ダニなどを除去するのは難しいと思われがちですが、高温度で乾燥やプレスを行うので、同様の効果を得ることが出来ます。
エコ素材の洗剤を使用
アレルギーを引き起こす原因として、洗濯洗剤も挙げられていることから、多くのクリーニング店では、天然由来の洗剤を使用しています。
例えば、うさちゃんクリーニングでは、天然椿オイル配合した洗剤・柔軟剤を使用しており、Yシャツを仕上げるのりも、でんぷんから作る天然のりを使用しています。
こういったアレルギン低減剤と呼ばれる特殊な洗剤や柔軟剤を使う事で、アレルギンを分解・除去する効果があります。
洗濯槽に住むカビ
さて、洗濯をする事でダニや花粉を取り除く事は出来ますが、洗濯槽にカビが生えていたら意味はありません。
目に見えない裏側で、カビや雑菌が繁殖している事もありますので、定期的に掃除をします。
汚れた衣類などを洗濯機の中に入れっぱなしにしたり、洗濯が終わった衣類などをそのままにしておくと、雑菌を増殖させてしまうので、カビが発生しないように普段から予防しておくことも大事ですね。
まとめ
アレルギー対策のクリーニングは、アレルギー症状を軽減するために重要な役割を果たします。
衣類だけでなく寝具など、直接肌に触れるアイテムなどは、定期的にクリーニングを行うことがよさそうです。
また、清潔な環境を維持することも、アレルギー症状の軽減に繋がりますので、こまめなお掃除も必要になりますね。